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企業におけるプレイバック・シアターの実践と考察
企業におけるプレイバック・シアターの実践と考察~ プレイバック・シアターは企業に何を提供できるのか? ~
プレイバック・シアター研究所 主催 実践リーダー養成プロジェクト 第4期 卒業論文
富士ゼロックス株式会社 人事部人材戦略グループ 組織力強化センター 河野 朝子

- おわりに -

 私の師匠の一人が、「宇宙のすべてのもの(地球上にあるものも)は、エネルギーでできている。私たちの身体はもちろん、気持ちや感情、つまり、精神もエネルギーだ。」と教えてくださいました。
物体化したエネルギーは見えるけれど、精神のエネルギーは目に見えない、でも、それは確実に存在するし、それをもっと意識することでいろんなステキなことがあるんだということに気づくことができました。

 自分のエネルギーとは、価値観や、観念、ものの見方と言い換えられると思います。
時に、こだわりもそうだと言えるかもしれません。自分のエネルギーの中で留まっていないで、お互い、相手のエネルギーに意識を向けていくことで、まったく違った世界観が見えてきたり、そこからともに新しいものを生み出すことができたりすると私は確信しています。

 プレイバック・シアターの“ニュートラル”という言葉が私はとても好きです。この論文の中でも幾度となく、“ニュートラル”という言葉を使ってきました。

 “今、ここに”意識を集中させ、こだわりを捨て、無理のない素の自分でいること、意外と難しいこことかもしれませんが、これが、その人本来の、あるがままの自分ということになろうかと思います。

 『自分の内部だけでなく、周囲に対して意識を向けていくことで、人の心を打つ美しいものを生み出せる。』

 これは、プレイバック・シアターの創始者、ジョナサン・フォックスの言葉です。
この言葉は、まさに、ニュートラルな状態で、他者と調和してつながっていくことによって、素晴らしいものを生み出せる人間の無限の可能性を象徴しているのではないでしょうか?

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目次案内
  第Ⅰ章 プレイバック・シアターとの出会い
   プレイバック・シアターとの出会い / プレイバック・シアターってどんな劇?

  第Ⅱ章 プレイバック・シアターの基礎知識
   プレイバック・シアターの成り立ち / バラエティに富んだ表現手法 / リチュアル(枠組み) / 肝心要のウォーミングアップ

  第Ⅲ章 企業における、プレイバック・シアターの実践
   実践リーダー養成プロジェクト / 実践活動の企画 / 集客活動 / 運営準備 / 当日の流れ

  第Ⅳ章 プレイバック・シアターの可能性 ~ プレイバック・シアターは企業に何を提供できるのか? ~
   企業での実践を終えて(参加者の反応と効果) / プレイバック・シアターに私が託したいこと / おわりに

  - 参考資料 -
   1.実践活動の企画書 / 2.チラシ-#1 (グリーン、片面) / 3.チラシ-#2 (ピンク、両面)
   4.実践記録 / 5.参加者用アンケートフォーム / 6.アンケート集計結果

  - 参考文献 -
   ジョー・サラ 著 『プレイバック・シアター 癒しの劇場』 (社会産業教育研究所、1997年)
   プレイバック・シアター研究所(羽地朝和、太田華子) 実践リーダー養成プロジェクト 合宿記録
   NPO法人プレイバック・シアターらしんばん アクティングコース ハンドアウト

Copyright 2006 © プレイバック・シアターらしんばん. All rights reserved.
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