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トップ＞文献・論文＞企業におけるプレイバック・シアターの実践と考察 - はじめに -
もし、あなたが、“プレイバック・シアター”という言葉を初めて聞いたとしたら、どんな舞台を想像するでしょう？ 私は、2007年7月に開講した、プレイバック・シアター研究所が主催する『実践リーダー養成プロジェクト第4期』に参加しました。その修了にあたり、2年間の学びと実践を通じて私の中に育って来たプレイバック・シアターのあるがままの姿を論文に投影しようと思います。 「第1章：プレイバック・シアターとの出会い」では、私が抱いたプレイバック・シアターの第一印象を語るとともに、プレイバック・シアターってどんな劇なんだろう？という疑問を持つ方のために、ある劇を引用して具体的なイメージがもてるようにすることを試みます。 続いて、「第2章：プレイバック・シアターの基礎知識」では、その成り立ちと基本的な枠組み、さらには、その根底に流れる大切な考え方を解説し、プレイバック・シアターの魅力を探っていきます。 「第3章：企業における、プレイバック・シアターの実践」では、『実践リーダー養成プロジェクト』を紹介し、そのハイライトである実践活動についての報告を取り上げます。実践活動というのは、学習したことを活かし、自分自身がリーダーとなって、プレイバック・シアターの場を企画、運営することです。私の実践は、企業でのワークショップの開催でした。 そして、「第4章：プレイバック・シアターの可能性」では、企業内ワークショップの参加者アンケートをもとに、彼らの反応ともたらされた効果についての考察を行い、私がプレイバック・シアターに託したいことを綴って結びとします。 この2年間、プレイバック・シアターを通じて、本当に多くの人との分かち合いを行いました。観客として、アクターとして、テラーとして、ときにはコンダクターとして、いろんな人の人生に共感してきました。 今までワークショップでお会いした全国のプレイバック・シアターの仲間たち、ボランティアで指導に来てくださったNPO法人「プレイバック・シアターらしんばん」と「実践リーダー養成プロジェクト」第0期～3期の先輩方、合宿で寝食を共にした忘れえぬ思い出がいっぱいの第4期の仲間たち、私が企画した企業内ワークショップに快く参加しアンケートで貴重な生の声を寄せてくれた富士ゼロックス総合教育研究所の仲間たち、そして、全身全霊のご指導とご支援で力強く導いてくださった、プレイバック・シアター研究所の羽地朝和先生と太田華子先生に、この場を借りて、心からの御礼を申し上げたいと思います。 ・Next プレイバック・シアターとの出会い>>
第Ⅱ章 プレイバック・シアターの基礎知識 第Ⅲ章 企業における、プレイバック・シアターの実践 第Ⅳ章 プレイバック・シアターの可能性 ～ プレイバック・シアターは企業に何を提供できるのか？ ～ - 参考資料 - - 参考文献 - |
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