新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。皆さんにとって心豊かな実りある一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

昨年は社会全体が大きく変化しました。時代を経て振り返ってみて2020年という年をいったいどのように捉えるのでしょう。終わりと始まり、分断と統制、自己防衛と粛清、いろいろな捉え方があるでしょう。
僕にとっては即決すべき問いが次々と発せられた一年でした。未決の事案や予期せぬトラブルに次々と対処する、まるで教育技法でいうインバスケットをやっているような時が続きました。会社の経営では大きな決断を迫られ、何を残し何をあきらめるか、そして自分自身としてはどのように暮らし、生きていきたいかを問われました。

さて、今年はそんな問いに応えたことが芽吹く年となります。応えには正しいも誤りもなく、ただ結果があるのみですが、決めたことは全て価値があります。

昨年決めたのことで誇らしいことの一つは、コロナ禍の中で心身堂に新入社員を5名迎え、先輩たちが閉院中に教育に取り組んだことです。今では心身堂を支える柱としてりっぱに育ってくれました。

そして喜ばしいこととしてはワークショップ事業部の責任者として岩橋由莉さんをお迎えできたことです。おかげで様々なワークショップの幅と深みが増しスタッフの総力をあげて取り組むことができています。

今年は積極的に取り組んできたオンラインの研修やワークショップのバージョンアップを続けていきます。
そしてやはり僕は実際に集い語り合う中から生まれでるものを大切にしていきます。

2021年は皆さんにとって大切なものを大切にできる、かけがえのない一年となりますことをスタッフ一同心からご祈願申し上げます。

 

プレイバック・シアター研究所
羽地朝和