2024年[第4期]アーツ・ベースド・ファシリテーター養成講座【対面】

受付終了
【日 時】
◆前 期:ワークショップ基礎理論[各回10:00~16:30] 締切
① 2024年1月20日 (土) 「ガイダンス、学び合う関係づくり」
② 2024年2月17日 (土) 「プレイバック・シアターの手法から学ぶW/Sの基礎理論」
③ 2024年3月16日(土) 「様々なW/Sの種類と歴史から学ぶ歴史」
④ 2024年4月20日(土) 「岩橋由莉のコミュニケーション・アーツから考えるW/S基礎理論」
⑤ 2024年 5月11日 (土) 「W/S目的論、プログラム作成のポイント」
⑥ 2024年 5月12日 (日) 「アートワークショップのマネジメント」「後期に実践するW/Sの企画」
◆後 期:ファシリテーションの企画と実践[各回10:00~16:30]
⑦ 2024年6月22日 (土) 「W/Sの実践と振り返り①②」
⑧ 2024年6月23日 (日) 「W/Sの実践と振り返り③④」
⑨ 2024年7月6日 (土) 「W/Sの実践と振り返り⑤⑥」
⑩ 2024年7月7日 (日)「W/Sの実践と振り返り⑦⑧」
◆全体のまとめと修了式
最終回 7月20日 (土) 10:00〜16:30
【会 場】
中目黒駅周辺施設(受講が決定した方にご案内します)
【参加料(一般)】
152,000円(税込)/全11回
【参加料(会員)】
146,000円(税込)/全11回
【定 員】
8名

 実践に基づいたファシリテーターの養成コース、好評につき2024年度も開講決定!

第1期〜3期までは全オンラインでしたが、第4期は待望の【対面】コースになりました!!

 

プレイバック・シアターラボ主催 
(株)プレイバック・シアター研究所認定

アーツ・ベースド・ファシリテーター養成講座[第4期]

アートは特別な才能を持つ人だけのものではありません。

その人が自覚していようといまいと、その人なりの在り方や生き方が全てアートにつながっていると私たちは信じています。

それはその人を独自の世界へ導くものでもあり、創造的な破壊へと導く残酷なものでもあります。

アーツベースド・ファシリテーター 養成講座ではその得体の知れないアートをあつかうワークショップの場づくり、運営、ファシリテーションを理論と実践を通して学びます。

自分の中にあるわけのわからないものを表現し言語化してみると、そこからアートの源泉がわき出てきます。ファシリテーターとして求められるスキルだけでなく、内なるものを見つめる勇気や一歩踏み出す力をともに養っていきましょう。そして自分のワークショップを生み出していきましょう。

講師 羽地朝和・岩橋由梨

 

 

近年、教育現場のみならず、研修や組織開発、セラピー、コミュニティの分野でも注目される

ワークショップ、ファシリテーション、そして アート

二十年に渡りアートを基盤とした(=Arts Based )ワークショップを実践してきた

羽地朝和岩橋由梨のふたりの講師が

アートを使った場づくり・ファシリテーションのエッセンスを全て教えます!

アートを介在したワークショップには様々な手法があります。それらを実践するためのファシリテーションのエッセンス、アートを使った場づくりを学び、自分らしいファシリテーターとしての在り方を磨きます。そして講座のなかで自分のワークショップを創りだして実践していただきます。

共に学ぶ同期はこれからワークショップを展開するうえでの仲間となり、第1期、第2期、第3期の卒業生とのつながりは、ワークショップの世界を広げてくれることでしょう。

    
 

 

 
 
[講 師] 

 

羽地朝和 Haneji Tomokazu

沖縄出身。
防衛大学校卒業後、社会産業教育研究所に入社し、NYのSchool of playbacktheatreにて学び、1998年に卒業。
プレイバック・シアターを教育、医療、組織開発、コミュニティづくりの分野で普及、実践するため、プレイバック・シアター研究所を設立し、国内はもとより 2005年よりミャンマー、韓国、フィリピンに招かれ国際交流活動を続けている。
日本のトップクラスの研修講師であり、プレイバック・シアターの第一人者として活躍している。沖縄で心身堂鍼灸整骨院を経営。

 

 

岩橋由梨 Iwahashi Yuri

和歌山県生まれ。 玉川大学在学中、演劇的手法を用いてコミュニケーションを体験学習する表現教育と出会い、卒業後「表現教育家」としての道を歩み始める。 劇団ひまわり俳優養成所の講師、玉川大学での表現教育授業研究、小中学校や高校などの教育機関でのコミュニケーション授業、地方の市民劇団の立ち上げなど、日本各地で様々な表現活動の講師を行う。 2001年からは郷里の和歌山にて、「待つ」「聴く」「声」「感覚」などに特化した独自の活動を「コミュニケーション・アーツ」として展開する。 高齢者との表現活動、朗読劇グループの演出、指導、組織開発、朗読や声のワークショップの講師を担当する。

 


  • 講座期間中は講師及びゲスト講師のワークショップに特別料金で参加することができます。
  • 各回学習の整理の為にジャーナルを書いて提出します。
  • 8回以上の出席、W/S実践、全体レポート提出の条件を満たした方に修了書を授与します。

 

 

【卒業生の声】

2021年に第1期がスタートしたアーツ・ベースド・ファシリテーター養成講座では、これまで第3期 20名の方が修了されて、実際にアートを使ったワークショップを実践されています。

 

  • 「プレイバックシアター研究所の「ファシ講」では「ファシリテートするということはどういうことか」を、レクチャーや体験、それを経て自分たちがファシリテートする実践まで、がっつり余すことなく伝え、体験出来る場でもあった。私自身の内面の探求もあり、無意識な部分にも気付き、時に涙し、学んだ半年。大きな大切な時間だった。当然の事だが感動するほど講師陣の「本気度」が凄い。それが私自身が成長する大きな基になったのは間違いない。ファシリテートに自信が無かった私が、一歩踏み出せたのはこの半年があってこそ!だと感じている。技術も要るが何よりも大切なのは「在り方」そのものだ、と深く理解出来た。それを「礎」にして修了してから「一歩」を踏み出した。フリースクールでの対面での「表現アートセラピー」や、自分が所属するフラワーエッセンス療法の会での「フラワーエッセンスとアートセラピーの融合」など。ひとつひとつの体験が私を、今も未来にも向かって育ててくれている。「共に学んだ仲間」との時間も大きな宝物だ。金太郎飴みたいに、どこから切ってもみっちり美味しい半年間だった。時間の向こうの希望を持つ自分に逢いに行く旅だった。」(第2期生 内出京子/表現アートセラピーファシリテーター)

 

  • 「ファシ講第4期を始めようと思っているあなた、もし迷っている方がいれば、ぜひ講師の羽地さん、岩橋さんに直接ぶつけてみて下さい。私がちょうど悩んでいた時に、羽地さん、岩橋さんに、話を聴いてもらいました。おかげで、今オンラインソロプレイバックセッションを立ち上げることができました。趣味でやっていたことを、お金を頂いて行うこと。これは長年の期待とハードルが高かったです。そこで乗り越えられたのは、仲間と講師の存在です。仲間から励まされ、講師からの激励と鋭いアドバイスがあったからです。例えばアドバイスとは、強引に引っ張っていくところあるよねとか。自分自身が見えていなかったことがいろいろと発見できました。あなたは、今大切な選択の場にあると思います。広い視野や自分自身を見つめるチャンスかもしれません。素敵に悩んでみて下さい。」(第2期生 大河内義貴ことトトロ/支援員)

 

  • 「私が受講を決めた理由のひとつが、講師である羽地さんとゆりさんのフェイスブックでのやりとりを見たことでした。
    お二人は非常にあけっぴろげで素直で自分にも相手にも誠実でした。やり取りの中から広がることや深くなっていくことをその都度的確に見つめ、どばっとはみ出してしまうような思いも大切にし、巻き込まれすぎることなく離れすぎることなく、程よい距離と熱を持って向き合っておられました。この人たちがやるのなら見てみたい!関わってみたい!そのように思いました。
     講座中はものすごい挑戦を何度もさせてもらいました。いくつも壁を壊し、壁だと思っていた幻を吹き飛ばしました。自分が得意とするところ、不得意部分、言葉の選び方への向き合い方、心の在るところを感じること。おのれの在り方を何度も問う場を持ちました。
    WSの技術の部分。人を相手にして行うということで忘れてはならないこと。まさに自分の核となる部分を作り上げた6ヶ月でした。この核があるから、挑戦して失敗した体験があるから、今自分がやることへの信頼があるのだと思います。私の生き方すら変えたファシ講の半年間でした。」(ゆうたかなよ/アートセラピスト・踊る人・即興表現者)

 

  • 「勘です。」
    最初の自己紹介で、講座への参加理由を話す場面での私の言葉です。その時の私にとって正直ワークショップは受けるもので、決して主催するものではありませんでした。
    しかし講座を修了してちょうど1年後のこの夏・・・
    「ようこそ私のワークショップへ!」
    と言っている自分と出逢いました。不思議です。
    オンラインの小さなコミュニティですが、初めて自分で開催する機会を得ました。 講座では、まず自分という人間の根っこから探索し、そして仲間たちとともに学び 影響し合い 悩みながら、かけがえのない時間を過ごしました。そのことが私の夢をかたち作り、ワークショップを開催したいという気持ちへと導いてくれました。また、具体的な企画立案とそれに対する講師の丁寧なアドバイスが、1年後の実践の場でも温かみを保ったまま残っており、ファシリテーターとしてのひとつの自信になっていました。 経験して改めて、全体を動かしながら個人の繊細な部分にも目を向けそのまま受け入れる―この講座自体が大きなワークショップそのものだったことに気づきました。
    そして何より・・・私の「勘」はいい仕事をしてくれたのでした。Good job!」(第1期生 Y.T /医療従事者)

 

  • ファシ講で、手法の背景には必ず思想があるという話があった。何かの手法やスキルを学ぶ時、私たちは気づかないうちに背景の思想まで丸ごと飲み込んでいる。その思想や価値観を相対化し、俯瞰して眺める作業は簡単なことではない。じっくりと時間をかけて、自分の価値観、人間観、人生観、世界観を深めていくことこそ、大事なことだと思った。
    ファシリテーションにおいて、自分が何を大事にしたいのか、何をやりたいのかが、だいぶ見えてきた。それは、できれば「私が」という意識から離れて、グループで素直な対話を重ねること。たとえ下手であっても、やらないといけない気がしている。

    (第3期生T.S.)

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